「教員におすすめの資格は?」
「キャリアアップやスキルアップできる資格は?」
「教員が資格を取るメリットや注意点を知りたい。」
そんな声にお応えする記事を書きました。
こんにちは、教員のお金の話について発信中!現役教員FPのまめたといいます。
〈まめたの自己紹介〉
- 授業と学校生活が好きな30代現役教師。
- 浪費家時代は、借金とわずかな貯金で不安な日々を経験。
- それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
- 勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建を一発合格。
- 働く教師向けのお金の教室オープンし、発信中。
- サイドFIREをめざすべく、資産家へ転身中!
- わが家の資産は5年で1000万円突破し、右肩上がり!
教員はやりがいを感じる一方、過重労働による精神的・身体的な負担も大きく、病休に入る人が年々増加しています。
そんな状況の中、教員として働きながらも「キャリアアップしたい。」「自己成長やスキルアップを図りたい。」「将来に向けて選択肢を増やしておきたい。」という人はいませんか?
今回は、教員のキャリアアップやスキルアップにつながるおすすめ資格18選について徹底解説。
以下の記事をお読みいただければ、資格取得後の具体的な活用場面やおすすめの転職先が理解できます。
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教員が資格取得で得られるメリット6選
教員が資格を取得すると、日々の業務に活かしたり、自身の成長やキャリアの選択肢を広げたりできます。
ここでは、資格取得で得られる教員ならではのメリットを6つご紹介します↓
- 自信がつく
- 専門性が高まる
- 資産形成につながる
- 努力した時間に価値が生まれる
- キャリアアップや転職につながる
- 計画力/実行(行動)力/時間管理能力/継続力が高まる
自信がつく
資格を取ることで、達成感と自己肯定感が生まれ、自信がつきます。
教員としてのスキルや知識が向上し、授業に対しても前向きな姿勢で取り組みやすくなります。
専門性が高まる
資格取得を通じて、専門分野の知識や技術が深まります。
新しい知識を身につけると、授業の質向上や生徒指導の充実にもつながり、教員としての信頼度や評価も高まります。
資産形成につながる
資格取得は自身の価値を高め、日々の家計管理や将来的な収入向上にも役立ちます。
金融知識やキャリアに関する資格は、資産運用や投資にも応用でき、教員としての安定した資産形成をサポートします。
努力した時間に価値が生まれる
資格取得に向けた勉強の時間は、自己投資となり、努力が形として残ります。
費やした時間が後のキャリアに役立つ経験や知識となり、自己成長の実感や満足感を得ることができます。
継続して行動できる力はすごいよね!
キャリアアップや転職につながる
資格は、スキルの証明としてキャリアアップや転職に役立ちます。
教員以外のキャリアを考える場合でも、資格があれば職種の幅が広がり、新たな可能性を開拓しやすくなります。
計画力/実行(行動)力/時間管理能力/継続力が高まる
資格取得には計画的な学習や行動の継続が必要であり、これにより計画力、実行力、時間管理能力が磨かれます。
こうしたスキルは、教員としての業務でも役立ち、効率的な指導や自己管理にも生かせます。
メリットはたくさんあるね!
教員におすすめの資格8選〜生徒指導や授業スキルにつながる編
教員として、指導力や授業の質をさらに高めたいと考える人も多いでしょう。
今回は、日々の指導や授業スキル向上に役立つ、おすすめの資格8選をご紹介します↓
- 英語関係の資格
- Apple Teacher
- ボールペン字講座
- 食育実践プランナー
- 心理カウンセラー関係
- コミュニケーション検定
- プログラミング系の資格
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
英語関係の資格
- 英語の授業
- 教材研究、選定
- ALTとのやり取り
- 英語教員としての権威性
- 外国語児童生徒、保護者への対応
- 転職時のアピールポイント
英語関係の資格には、
- 英検
- TOEIC
- TOEFL
などがあります。
教員の仕事で活用するだけでなく、英語を使った他の職業への転職にも有利ですね。
おすすめの教材↓
Apple Teacher
- 研修や会議
- 教材研究や授業
- 周囲の教員へのアドバイス
- 学級通信、保護者への文書などの作成
Apple Teacherの資格は、Appleが提供する認定資格です。
取得すると、MacやiPadの基本的な使い方をマスターできます↓
- iMovie
- Pages
- Keynote
- Numbers
- AirDropなど
これらを活用できれば、授業の引き出しが増え、子ども達の学びも充実していくでしょう。
とくに、iPadを使いこなせる教員は重宝される時代に突入しています。
忙しい教員の業務負担を減らすためにも、欠かせないアイテムですね。
GIGAスクール構想も進んできているし!
ボールペン字講座
- 板書
- 連絡帳
- 学級通信
字が上手になるメリット↓
- 相手に好印象を与える
- 児童生徒の集中力を上げる
- 保護者に安心感や信頼感を与える
このように、字を上達させるメリットはたくさんあります。
字がきれいだと、印象もいいよね!
おすすめ教材↓
食育実践プランナー
- 給食指導
- 調理学習
- 児童生徒への食育
食育実践プランナーは、一般社団法人日本味育協会認定の資格です。
取得するメリット↓
- 食材の選び方がわかる
- 調理の工夫の仕方がわかる
- 配膳マナーがわかる
小中学校の教員や家庭科教員におすすめの資格です。
教材はこちら。
心理カウンセラー関係
- 児童生徒や保護者とのコミュニケーション
- 職場の人間関係
- いじめや不登校などの生徒指導
- 悩みや心の問題解決へのアプローチ
- 安心できる生活環境、学習環境づくり
心理学の資格を取得すると、人と接する多くの場面で活用できます。
- 臨床心理士
民間資格。様々な場面で心の問題を抱える人々の心理状態を評価し、面接などを通して支援を行う専門家 - 公認心理士
国家資格。人々の心の健康増進や問題解決を支援する専門家 - メンタル心理カウンセラー
民間資格。カウンセリングの手法を用いて、個人の心の問題に寄り添い、解決をサポートする専門家 - 教育カウンセラー
民間資格。児童生徒の学習や進路に関する相談に乗ったり、教員のサポートを行ったりする専門家 - 学校心理士
民間資格。児童生徒の心の問題や学習の困難さ、不適応などの問題に対応する専門家 - チャイルドコーチングアドバイザー
子育ての知識や傾聴、承認、質問、共感などの心理的助技術を備えているスペシャリスト
こうした資格を取得し、スクールカウンセラーや特別支援コーディネーター、教育相談として活躍している人も多いです。
生徒指導にとても役立ちそうだね!
心理学の資格取得したい人↓
コミュニケーション検定
- 授業
- 生徒指導
- 学級経営
- 同僚との協力
- 保護者との面談
コミュニケーション検定は民間資格です。
- 伝え方
- 聞き方
この2つを学ことで、円滑にコミュニケーションできるようになり、授業だけでなく生徒指導や保護者対応にも役立つでしょう。
プログラミング系の資格
- プログラミング教育
- 授業におけるICTの活用
- 職員へのサポート
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化され、国語や算数、理科などの各教科にプログラミングを交えた教育方法が導入されましたよね。
文部科学省からの指示とはいえ、教員の負担は増すばかりです。
プログラミングの資格を取得すれば、そうした負担も軽くなるでしょう↓
- ICT支援員
学校へのICT機器導入についてアドバイスする - 教育情報化コーディネーター
国内外の教育動向に対して、学校に必要な教育や機器が何かをアドバイスする - ITパスポート
ITを利用するすべての人が知っておくべき基本的な知識を証明する資格
プログラミングの知識やスキルを磨けば、ICT支援員やプログラミング講師への転職もできますね。
現場のニーズも高そう!
動画編集を学べる教材↓
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
学校事務でのPC作業
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)は、マイクロソフト社が主催する、Microsoft Office製品の知識・操作スキルを客観的に評価・証明する資格試験です。
- Excel
- Word
- PowerPointなど
これらの操作能力が上がれば、事務処理が早くなり、業務がスムーズに行えます。
PC作業でのストレスが減りそうですね。
教職員割引でPCを購入したい方はこちら↓
教員におすすめの資格10選〜スキルアップやキャリアアップにつながる編
教員のキャリアを活かしつつ、新たなスキルや選択肢を増やしたいと考える方に向けて、成長や将来の可能性につながる資格をご紹介します↓
- 秘書検定
- 統計検定
- 日本語検定
- 日商簿記
- 宅地建物取引士
- キャリアコンサルタント
- 住宅ローンアドバイザー
- 時短家事コーディネーター
- ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 社会保険労務士
秘書検定
事務職(2級以上)
秘書検定は、実務技能検定協会による民間資格です。
ビジネススキルの証明であり、
- 接客
- マナー
- 電話対応
- 敬語の使い方
- ビジネス文書の作成など
こうした力が身につく資格です。
教育現場だけでなく、転職後のキャリアにも役立つスキルとなります。
統計検定
- 研究や開発
- エンジニア
- データアナリスト
統計検定は、日本統計学会が主催する民間資格です。
統計に関する知識と活用能力を測定する試験であり、学術的な信頼性が高く、実務でも活用されるため、企業や教育現場で評価されやすいです。
数学教員との相性がよさそうだね!
日本語検定
- 大学
- 放送局
- 海外派遣
- 翻訳、通訳
- 国際交流関連の仕事
- 教材開発、教材講師
- オンライン日本語講師
- 企業内の日本語教室講師
- 日本語学校、日本語教室
- ビジネスマナーや研修講師
- 海外の語学学校、教育機関、日本企業
日本語検定をもっていると、教育、編集、広報、接客、行政支援などの分野に転職が有利になります。
- 日本語を教える力
- 正確に日本語を使える力
- 文章の作成能力
これらの力は、日本語の知識や表現力を活かす仕事にはピッタリですからね。
試験についてはこちら。
日商簿記
- 商社
- 金融機関
- 会計事務所
- 税理士事務所
- コンサルティング会社
- 一般企業の経理部門など
簿記とは、会社やお店のお金の流れを記録するルールを学べる資格です。
企業に求められる資格としても、大変人気があります。
簿記資格をもつと、経理や会計の専門知識を客観的に証明でき、転職で有利になる可能性が高いですね。
自分の家計にも活かせそうだし!
独学で勉強したい人↓
初めて簿記を学びぶときに、筆者も利用したクレアール通信講座↓
宅地建物取引士
- 不動産業界
- 金融業界
- 建設業界
宅地建物取引士(略称:宅建)とは、不動産取引の専門家のことであり、国家資格となります。
不動産の売買や賃貸物件のあっせんをするときに、
- 重要事項の説明
- 35条書面(重要事項書面)への記名
- 37条書面への記名
など、宅建士だけに許された独占業務を行うことができます。
不動産の取引をする事務所には、従業員5人に1人以上の宅建士の設置が義務付けられており、需要も高い資格です。
通信講座の中で、高い合格率を誇るフォーサイト↓
キャリアコンサルタント
- 公的な機関(職業安定所ハローワーク)
- 人材派遣会社
- 社内の人事部
- 大学のキャリアセンター
キャリアコンサルタントとは、国家資格であり、個人のキャリアに関する相談に乗り、その人にとって最適なキャリアパスを見つける専門家です。
- 傾聴力
- 共感力
- 分析力
- 問題解決能力
- コミュニケーション能力
- 多様な価値観への理解力
こうした力を身につけ、個人や企業、学校に対してキャリア教育を行います。
教員と同様に、人の成長に貢献できる仕事だよね!
高い合格率ながらも業界格安の講座↓
住宅ローンアドバイザー
- 金融機関
- 不動産会社
- 住宅メーカー
- 保険会社
住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンや資金計画に関する専門知識を証明する民間資格です。(筆者も合格済)
不動産/金融/保険業界で評価されやすい資格ですが、マイホームを購入する個人にもおすすめできる資格ですね。
- 住宅ローンの専門知識
- 金融商品の知識
- 顧客対応
- 数値分析スキル
- リスク管理能力など
こうした幅広い知識が習得できます。
住宅ローンアドバイザーとして独立し、コンサルティング業務を行うことも可能です。
住宅購入は大きな市場だもんね!
時短家事コーディネーター
家事の負担を減らして、自由な時間を増やす
時短家事コーディネーターは、家事を効率よく回して、自分らしく暮らせる時短家事スキルを習得できる資格です。
こんな人におすすめ↓
- 自分の時間がない
- いつも家事に追われている
- 家事が回らずに困っている
- 仕事と家事の両立に困っている
- 暮らしの専門家として活躍したい
たとえば、
- 時短掃除
- 時短料理
- 時間管理術
などのポイントを知ることができます。
暮らしに余裕が生まれたらうれしいよね!
ファイナンシャル・プランナー(FP)
- 金融・保険業界
- 共済関係
- 人事や総務
- 不動産会社
- 税理士事務所
- 公認会計士事務所
ファイナンシャル・プランナー(FP技能士)は、国家資格です。
- 金融
- 税制
- 不動産
- 保険
- 教育資金
- 住宅ローン
- 年金制度
などについて幅広い知識をもとに、顧客の家計やライフプランに応じて、最適な提案を行います。
仕事だけでなく、自分の家計や資産形成にも活用できるのでおすすめです。
独学で勉強したい人↓(筆者も利用)
効率的に勉強したい人↓
社会保険労務士
- 社会保険労務士事務所
- 会計事務所
- 一般企業の人事労務部門
最後にご紹介するのが、社会保険労務士です。
労働と社会保険に関する法律の専門家で、国家資格を有する人事・労務管理のスペシャリストです。
私も教員として働く中で、「人」という資源と「労働環境」がいかに大切かを実感しました。
教員から転職できれば、年収UPはもちろん、独立開業して活動できるのも面白そうですよね。
私が利用しているクレアール講座はこちら。
教員が資格取得するときの5つの注意点
教員が資格を取得する際には、仕事と学習の両立や時間の確保、費用面などに注意が必要です。
ここでは、資格取得に取り組むときの5つの注意点を解説↓
- 目的を明確にする
- 期限を決める
- 家族の理解や協力を得る
- 本業をおろそかにしない
- アウトプットを積極的にする
目的を明確にする
資格取得のねらいが不明確だと、モチベーションが低下しやすくなります。
- 資格をどう活かすのか
- 何のために勉強しているのか
- どんな目標を達成したいのか
このように、自分の目標や資格取得後のビジョンを具体的に描き、学習のモチベーションを保ちましょう。
取得が目的ではないもんね!
期限を決める
期限がないと、学習にメリハリがつきません。
試験日を明確にして学習計画を立て、段階的に進めていきましょう。
他人に宣言するのも効果的です。
家族の理解や協力を得る
受験生一人ひとり、家庭や仕事、子育てなどの状況は異なります。
しかし、家族の理解や協力を得ると、学習時間を確保しやすくなります。
- 日々感謝を伝える
- 学習の進捗状況を伝える
- 2人の時間は存分に楽しむ
- 資格取得の目的を説明する
- 家事をいつも以上に積極的に行う
このようなことを意識すると、より理解や協力を得やすくなりますね。
2人の時間も大切にしたいしね!
本業をおろそかにしない
教員としての仕事がおろそかになると、周囲に迷惑がかかります。
- 焦り
- 寝不足
- ストレス
これらが周りに伝染しないように注意しましょう。
本業の効率化も大事なポイントです↓
アウトプットを積極的にする
知識の定着が浅くなると、試験や生活でも成果を出しにくくなります。
対策として↓
- SNSで発信してみる
- 身近な人に教えてみる
- 資産を一覧にしてみる
- 実際の場面で活用してみる
- ライフプラン表を作成してみる
このようにアウトプットすると、理解度が増して、習得スピードが上がります。
使ってこそ意味があるもんね!
教員におすすめの資格18選とは?キャリアアップとスキルアップにつながる資格|まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
教員におすすめの資格18選とは?キャリアアップとスキルアップにつながる資格を徹底解説はいかがでしたか?
〈本日のまとめ〉
①英語関係の資格
②Apple Teacher
③ボールペン字講座
④食育実践プランナー
⑤心理カウンセラー関係
⑥コミュニケーション検定
⑦プログラミング系の資格
⑧マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
⑨秘書検定
⑩統計検定
⑪日本語検定
⑫日商簿記
⑬宅地建物取引士
⑭キャリアコンサルタント
⑮住宅ローンアドバイザー
⑯時短家事コーディネーター
⑰ファイナンシャル・プランナー(FP)
⑱社会保険労務士
「教員として働きながらも、挑戦してみよう!」
「教員が資格を取るメリットや注意点を知ることができた。」
「資格をとって転職やキャリアアップにつなげていきたい。」
などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。
ご意見や感想などは、管理人のまめたのX(@mameta_design)までぜひお寄せください。
以上、教員まめたでした。
またお会いしましょう!
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