【今すぐ行動せよ】教員が資格を取得する6つのメリットと注意点5つ

まめた
まめた

みなさん、こんにちは!私は2022年、FP3級/FP2級/簿記3級/宅建の4つの資格取得に挑戦して合格することができました。(宅建11/22発表:合格見込)今回は、教師の立場から教育以外の分野の資格を取得するメリットと留意点について詳しくご紹介いたします!もちろん、教師以外の方にも読んでいただきたい内容になっております。

こんな人に読んでほしい
  • 転職を考えている人
  • 資産形成を進めたい人
  • 自分に自信をつけたい人
  • 資格試験に合格したい人
  • 車、住宅等購入をする人
  • 資格を取るか迷っている人
  • 今の自分や生活を変えたい人
  • 教育以外の分野に詳しくなりたい人
  • これからの時代に不安や心配を抱いている人
結論 メリット6選
  1. 専門性が高まる
  2. 資産形成につながる
  3. 計画力/実行(行動)力/時間管理能力/継続力が高まる
  4. 自信がつく
  5. キャリアアップや転職につながる
  6. 努力した時間に価値が生まれる
資格取得の留意点5つ
  1. 目的を明確にする
  2. アウトプットを積極的にする
  3. 期限を決める
  4. 本業あっての勉強
  5. 家族の協力

そもそも資格を取ろうと思った理由

理由の1つ目です。

上記の本を読み、これまでの【教育→仕事→引退】という構図が通用しない時代に突入していると危機感を感じたからです。教員という多忙な職業、公務員の定年引き上げや社会保険料負担増、退職金控除の仕組み変更(検討中)、給料が上がりにくい日本、突然職を失うリスクなど、身近なところで変化が起こっています。「教師という仕事ができなくなったら、自分はどのように生計を立てて生きていくのか?」「もし子どもがいて、支えられるだけの資産を築けるのか?」などの不安を抱くようになりました。

このようなことから、マルチステージ時代の流れに柔軟に対応できる力を伸ばし、資産形成を加速させ豊かな人生にしたい思いから、簿記やFP、宅建士の取得を志しました。

理由の2つ目です。

「教師は世間を知らない」という言葉を耳にすることがあります。これは一理ある意見だと認識しています。学校の教育活動を通じた“児童生徒の人格形成“や“生きる力の育成“が教師の仕事です。教育の方向性や指導のあり方について、学習指導要領という国の指針を読み、より効果的な教育活動になるべく日々研修に努めています。

しかし、私はそれだけでは不十分だと考えています。なぜなら、教師自身が変わりゆく社会に対応していく力を高める必要があると思うからです。すなわち、教師である前に今を生きる1人として、生きていくための術を獲得し、行動し続ける努力が不可欠だと考えています。

そのような生きる力が自分にどのくらいあるのか確かめる意味でも、資格取得は有効でした。これを機に「教師としてこれまで教えてきたことが、本当に子どもたちの生活に役立つものなのか?」「新しい時代のニーズをとらえた指導(例えば、金融リテラシーや起業家教育など)をする準備がどのくらいできているのか?」を考えることができました。

メリットを詳しく解説

 専門性が高まる

資格とは、その分野における専門的な知識やスキルの取得を目指すもの。

お金に関する資格や保育、教員免許、語学、ソムリエ、バリスタなど、たくさんの資格があります。

「自分の興味をさらに深めたい!」「資格を取得して就職を有利にしたい!」など理由は人それぞれです。

私の場合、生活の豊かさに直結する【お金】【不動産】の力を高める理由で学習しました。家計管理や資産形成、正しい税金の理解、相続への備え、保険の適正化、不動産投資への土台づくりがぐんと進みました。

専門性の向上は、生活の充実度に大きく影響すると実感しました。

大きな気持ちの変化として、限られた人生において金融教育の普及にも貢献したいと考えるようになりました。上図の【新たな職業価値】すなわち【金融教育を得意とする教師】として働くのも面白そうです。時代のニーズや希少価値から考えても魅力的です。社会に出ていく子どもたちに学校現場で金融教育を行う実践はまだまだ少ないはずです。そうした意味でも、価値ある仕事になると考えます。この点については、次回以降の記事で掘り上げていきます。

資産形成につながる

簿記やFPの知識をもとに、家計の最適化/公務員の節税/株式投資に取り組んでおります。

以下は、取り組みやすい資産形成をランキングにしたものです。

浪費化時代と比べて、お金に関する姿勢や使い方が改善され、資産を継続的に増やすことができております。

 計画力/実行(行動)力/時間管理能力/継続力が高まる

資格取得は専門性の向上だけでなく、自分自身のスキルアップにもつながります。

計画力・・・「合格!」という1つのゴールに達成するため、どのようなプロセスで目標をクリアするか最初に考えます。最適な学習方法の確立/綿密な情報取集/学習スケジュール/仕事(学業)や家庭・趣味・子育てとの兼ね合いなど、計画力を鍛えることができます。

実行(行動)力・・・計画を実際に行う力です。“疲れや誘惑““不合格でも来年受ければいい““働きながらは大変“など、社会人として学習に身を置くこと自体に抵抗を感じる人もいるかもしれません。“学習時間を他のことに使いたい““睡眠をとりたい““本業も忙しいのに新しい知識を覚えるなんて“と壁にぶつかるかもしれません。そうした中でも、目的達成すべく学習を楽しく工夫して実行(行動)し続ける力が鍛えられます。

継続力・・・目的達成のためにいかに実行(行動)し続けるか。学習は本来楽しいものであり、生活に役立つものです。それをいかなる状況でも、前向きな目標をもって取り組む続けるか/工夫するかの力が試されます。私の場合、資格の学習と並行して、家計改善やTwitterでの情報発信、不動産物件探しなどをすることで気持ちを持続させました。

時間管理能力・・・限られた時間の中でいかに合格するか。仕事の時間、睡眠の時間、食事の時間、通勤の時間、家族の時間などと上手く折り合いをつけて、成果を上げる力が鍛えられます。

これらの力は本業でのパフォーマンスにも大きく影響を与えます。

 自信がつく

資格取得は決して合格自体が目的ではありません。

自分の達成したい目的のための出発点あるいは通過点です。

それらを踏まえた上で、やはり合格は嬉しいものです。

試験日まで、生活を工夫しながら努力を重ねてきた自分の頑張りは、大きな自信に変わります。その自信が、次の目標への活力となることは言うまでもありません。

キャリアアップや転職につながる

以下の表に、私が取得した資格の活用例をまとめました。

社会的に需要がある資格を持っていると、いざという時の保険にもなると思っています。教師以外にも自分の力を活かせる場があるだけで、気持ちが軽くなりますね。

努力した時間に価値が生まれる

「資格を絶対に取る!!」と強い思いで努力した時間は、とても価値ある時間となります。自己肯定感や成就感、自信が得られる経験となります。最後まで成し遂げることができた経験は、今の私にとって新たな課題に挑戦するエネルギーとなっています。

留意点を解説

目的を明確にしよう

資格取得で最も大事な点です。

何のために勉強しているのか

どんな目標を達成したいのか

資格をどう活かすのか

みなさんの大切な時間を使って、学習するのですから常に心しておきたいことです。

アウトプットを積極的にしよう

活用してこその資格取得!

インプットだけでなく、実際の生活や仕事で使うことが大切です。

・簿記なら、キャッシュフロー表を作る/家計のお金の流れを図式する

・FPなら、ライフプラン表を作ってみる/保険の見直しをする

・宅建なら、物件価値を収益還元法や原価法、取引事例比較法で求める

など数え切れないほど活用場面はあります。SNSで覚えたことを発信したり、身近な人に教えたりすることも有効でした。

期限を決めよう

資格試験日が決まっています。だらだらと勉強するよりも、締め切りを設けて取り組むことで学習にメリハリが出ます。特に宅建は年1回の試験でしたので、一発合格を目標に頑張りました。期限があると終わりが見えるので、気持ちも継続しやすくなります。試験後にやりたいことをモチベーションにすることも有効でした。

本業あっての学習です

私の場合、簿記やFP、宅建の学習は生活にダイレクトに影響を与え、自分自身の成長を日々実感できるものでした。仕事のことも忘れ、没頭できる楽しい時間でした。学習時間を10分でも多く作りたい気持ちが強くなる一方で、本業での失敗やつまづきはしないように心掛けました。1位本業、2位本業、3位資格くらいの位置付けでした。大きな変化としては、仕事をサクサクこなし定時退勤できる状況作りに努めるようになりました。

家族の協力を得よう

合格を目指して勉強だけする生活!!という訳にはいかないのが現実です。

家庭や仕事、子育てなど一人ひとり状況は異なります。

私は妻との二人暮らしですが、二人で過ごす時間を存分に楽しみたい思いが一番の壁でした。他にも家事や用達など、最低限生活上欠かせないこともあります。

資格を取得する目的を丁寧に伝える

日々の感謝を忘れずに「いつもありがとう。」と言葉で伝える

期限を設ける

家事は当たり前に行う(むしろいつも以上に率先して)

2人の時間は試験のことを忘れるくらい楽しむ

試験後の予定を決める

学習の進捗状況を報告する

合格する覚悟、本気度を行動で示す

ことが大切だと学びました。

まとめ

どんなお仕事であれ、働きながら資格学習をすることには、本気度と覚悟が必要です。途中で投げ出すことも、諦めることもできます。それに打ち勝って得た合格経験や知識は生活を豊かなものにします。ぜひ、みなさんチャレンジしてみてください

まめた
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以上、資格取得をするメリットと留意点についての記事でした。少しでも、みなさんの参考になれば嬉しいです。それでは、またお会いしましょう!!

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