知らない不動産屋から「売ってほしい」と手紙が個人に届く理由と対応

Real Estate Company Letter Reason

「どうして知らない不動産会社から、手紙が来るの?」

「どこから家の住所や氏名が知られたのかしら?」

「実家の両親が、見知らぬ不動産会社から届いた手紙に不安になっていた。」

そんな声にお応えする記事を書きました。

まめた
まめた

こんにちは、教員のお金の話について発信中!現役教員FPのまめたといいます。

〈まめたの自己紹介〉

  • 授業と学校生活が好きな30代現役教師。
  • 浪費家時代は、借金とわずかな貯金で不安な日々を経験。
  • それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
  • 勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建を一発合格。
  • 働く教師向けのお金の教室オープンし、発信中。
  • サイドFIREをめざすべく、資産家へ転身中!
  • わが家の資産は5年で1000万円突破し、右肩上がり!

家に知らない不動産屋から「売ってほしい」という手紙が突然来たら、誰だって不安や心配になりますよね?

どのように対応したらよいか悩んだり、わからなかったりする人も多いはずです。

今回は、知らない不動産屋から「売ってほしい」と手紙が個人に届く理由と対応について記事にしました。

結論

☑︎住所や氏名は法務局から合法的に入手している
☑︎家や土地を売ってほしくて手紙を送ってくる
☑︎あなたの家を転売して売却益を作りたい不動産屋
☑︎売るつもりがないなら無視してOK

以下の記事をお読みいただければ、知らない不動産屋から「売ってほしい」という手紙が来る理由とその対応について理解できます。

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知らない不動産屋から「売ってほしい」と手紙が個人に届く理由

突然、不動産屋からの「売ってほしい」という手紙が届くのには、理由があります。

単なる営業ではなく、その背景には市場の需要やエリアの特性が隠されています。

3つの視点から解説していきますね↓

  • 不動産屋から手紙が届く真相
  • 不動産屋があなたの住所と氏名を知っている理由
  • 不動産屋から手紙が届くタイミング

不動産屋が「売ってほしい」と手紙を送る真相

ポイント

 あなたの価値ある不動産(建物)と土地を転売したい

不動産屋は、不動産(建物)や土地の売買を生業にしています。

お客さんとの売買契約を通して、売却益仲介手数料を得ながら、地域の不動産の活性化に貢献しています。

その一貫として、不動産需要が高いエリアに進出することも仕事の1つです。

需要が高い=取引価格も高い=大きな利益をねらえるチャンス

このように、不動産会社は考えています。

だからこそ、不動産屋がねらっているエリアのお客さんに手紙を送り(営業をかけ)、買い取りへの接点を作ろうとしているのです。

まめこ
まめこ

人気エリアなら、需要も高いよね!

不動産屋があなたの住所と氏名を知っている理由

ポイント

 法務局から情報を合法的に入手したから

はじめに、個人情報が漏れたわけではありませんので、ご安心ください。

どの地域にも法務局という場所があります。

地面師などによる詐欺を防ぎながら、不動産取引が安全かつスムーズに行われるように、建物や土地の所有者情報(登記事項証明書)などを管理しています。

請求には、一定の手続きや手数料がかかりますが、請求すれば誰でも不動産情報を閲覧することができます

不動産屋は、法務局で手続きを行い、あなた(所有者)の住所や氏名を入手していたのですね。

ただし、電話番号は登記事項(法務局のデータベース)に含まれないので、もし電話がかかってきたら個人情報の漏洩を疑ってください。

まめこ
まめこ

てっきり情報が漏れたと思ったけど、そうではなかったんだね。

不動産屋から「売ってほしい」と手紙が届くタイミング

ポイント

 不動産登記事項の名義が変わった後(が多い)

不動産の名義が変わるケース↓

  • 世帯主の高齢化にともなう、生前贈与が行われた後
  • 世帯主の死亡によって、子や孫などが相続した後
まめこ
まめこ

あらかじめ届くタイミングがわかっていると安心だね!

不動産屋があなたの家を買い取った後の流れ

不動産屋から「売ってほしい」という手紙が届き、売却を依頼したら場合、どのような流れになるのか解説しますね↓

  • 売却にかかわる2つの不動産屋
  • 不動産屋の利益の出し方
  • 買取専門の不動産屋による4つの活用例

売却時にかかわる2つの不動産屋

ポイント
  1. 買取専門の不動産会社
  2. 仲介専門の不動産会社

不動産屋には、2つの種類があります。

1つ目は、買取専門の不動産屋です↓

買取専門の不動産屋(筆者作成)

かんたんにご説明すると、買主が不動産屋となるケースです。

2つ目は、仲介専門の不動産屋です↓

仲介専門の不動産屋(筆者作成)

かんたんにご説明すると、買主が不動産屋ではなく、一般の買主候補者のケースです。

このように、買主が誰かによって呼び方が変わります。

まめこ
まめこ

不動産屋にもタイプがあるんだね!

不動産屋の利益の出し方

ポイント
  1. 買取専門の不動産屋➡︎売却金額ー買取金額ー諸経費
  2. 仲介専門の不動産屋➡︎仲介手数料

買取専門の不動産屋は、できるだけ安く買い取り、次の客に高く売却することで利益を出します。

一方、仲介専門の不動産屋は、売却金額に応じた仲介手数料が利益となります。

まめこ
まめこ

形態によって利益の出し方がちがうんだね!

まめた
まめた

くわしく知りたい方は、宅建の勉強や取得がオススメです。

買取専門の不動産屋による4つの活用例

ポイント
  1. 古屋を解体➡︎更地として販売
  2. 古屋を解体➡︎新築戸建てorマンションとして販売
  3. 建物をリフォーム➡︎賃貸or販売
  4. 賃貸人がいる場合は、立退料を払って追い出す➡︎更地として販売

解体後に更地として販売するケース↓

活用例1(筆者作成)
  • 既存住宅のままでは、客付けが難しいとき
  • 家の状態が古く、修繕費の方が高くなるとき
  • 既存住宅を解体し、土地を分譲して販売した方が利益が見込めるとき

解体後に新築戸建てorマンションとして販売するケース↓

活用例2(筆者作成)
  • 既存住宅のままでは、客付けが難しいとき
  • 家の状態が古く、修繕費の方が高くなるとき
  • 更地販売よりも、新築戸建てやマンションを建てた方が利益が見込めるとき

建物はそのままで、リフォームを行なって販売するケース↓

活用例3(筆者作成)
  • 家の状態が良く、修繕することで客付けが見込めるとき
  • 賃貸需要や不動産需要があり、既存住宅のままでも客付けが見込めるとき

賃貸人に立退料を払い追い出してから古屋を解体し、更地として販売するケース↓

活用例4(筆者作成)

土地賃貸借契約を結んでおり、土地の所有者と建物の所有者が異なるとき

ただし、建物や土地を借りている人が、不当に立退き要求をされては困りますので、借地借家法にて守られています。

そのため、立退きには正当事由(認められる正当な理由)が必要とされています。

正当事由の例には以下のものがあります↓

  • 建物の老朽化による修繕や解体
  • 貸主の経済的理由による売却
  • 家賃の滞納

宅建の勉強をすると、こうした知識が身に付き、ご自身や家族を安心させられますね。(勉強したい人はこちら

まめこ
まめこ

いろいろな活用法があるんだね!

不動産会社から「売ってほしい」と個人に届いた手紙への対応

個人の状況によって異なりますが、具体的な手紙への対応を解説していきます↓

対応の仕方(筆者作成)

上のマインドマップに従って、対応するのがオススメです。

ポイントは3つ↓

  1. 建物や土地を売る意思があるかどうか
  2. 不動産会社を信用できるか
  3. 査定結果は納得できる金額か

悩んだときは、一人で抱え込まず、家族や信頼できる友人に相談してみるとよいでしょう。

まめこ
まめこ

不動産の売却は大きな決断だから、じっくり考えたいね!

知らない不動産屋から「売ってほしい」と手紙が個人に届く理由と対応|まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!

知らない不動産屋から「売ってほしい」と手紙が個人に届く理由と対応はいかがでしたか?

〈本日のまとめ〉
・住所や氏名は法務局から合法的に入手している
家を売ってほしくて手紙を送ってくる
・あなたの家を転売して売却益を作りたい不動産屋

・売るつもりがないなら無視してOK

「手紙が届く理由を知れてよかった。」

「不動産屋の考えを知ることができた。」

「手紙への対応がわかり安心した。」

などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。

ご意見や感想などは、管理人のまめたのX(@mameta_design)までぜひお寄せください。

以上、教員まめたでした。

またお会いしましょう!

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