こんにちは、教員まめたです。

ふるさと納税をやってみたいけど、よく分からない。

おすすめされるけど、自分にできるか不安…。

寄付した分が反映されているか、どうやって確かめるんだ?
そんなふうにお悩みの方、いらっしゃいませんか?
私はかれこれ7年以上、ふるさと納税をしております。
賢く制度を利用することで、皆さんの資産形成にとても役立ちます。
正直言って、ふるさと納税をしていない人は損しています。
「そうは言われても、初めてで分からないよ〜」という方向けに、ふるさと納税のやり方と注意点を解説していきますね。
・ふるさと納税が初めてで正直不安
・お得に利用して、資産を増やしたい
・納税分が反映されているか確認したい
・ふるさと納税のやり方や注意点を知りたい
まめたの自己紹介!!
・現役教師で、授業と子どもたちとの生活が好き。
・しかし、お金の知識不足で貯金できない生活や不安な日々を経験。
・それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
・猛勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建の一発合格を果たす!
・今では、わが家の資産は右肩上がり中!!
☑︎ふるさと納税は自己負担金2,000円以上の価値がある
☑︎返礼品をもらって支出をカットできるお得な制度
☑︎注意点を押さえれば、やり方はとても簡単にできる
☑︎ふるさと納税おすすめ品5選
ふるさと納税を知ろう
ふるさと納税の仕組み
自分の選んだ自治体に寄付をすると、寄付額のうち2,000円を超える部分が、所得税と住民税から原則として全額控除(還付)される制度
通常、所得税は国税として国に、住民税は地方税として地方公共団体に徴収されます。

何言っているの?
次のポイントだけ知っておいて↓
- 納税する自治体を自由に選択できる
- 自分の住民票登録のある自治体へふるさと納税しても返礼品はもらえない
- 2,000円は事務手数料
- 還付=税金の先払いであり、毎月の税金が安くなる
- 税金が減るわけでない
- 納税した分は翌年に還付される

払う税金は変わらないなら、やらなくてもいいのでは?
ふるさと納税をやらないと損する理由
支出削減につながるから
ふるさと納税をすると、さまざまな返礼品がもらえます。


食べ物以外にもたくさんあるんだね!
2019年6月以降「各自治体は返礼率を寄付金額の3割以下とすること」が義務付けられましたが、実際には3割を超える還元率の返礼品が多くあります。
そうした還元率の高い返礼品をねらうことで、実際の金額よりも安く商品を手に入れることができるのです!

実際に、ふるさと納税受入件数は年々増えています。
多くの人が利用し始めているということですね!
では、どんな返礼品があるか3つ紹介します↓

こちらのお肉はなんと還元率140%!!
つまり、26,600円相当のお肉が19,000円で手に入るということです。
7,600円もお得♪

大人も子どもにも人気な果物も多くあります。
こちらの返礼品は15,000円納税すると、9,000円相当のシャインマスカットがもらえるのです。

こちらのティッシュも、12,000円納税することで7,240円相当分返礼品として手に入ります。
60箱もあれば、ドラッグストアで買う回数がぐんと減りそうですよね!
このように、ふるさと納税を利用すると、本来支払うべき税金を納めつつ、お得な返礼品もらえるのです。
すなわち返礼品をもらった分、買う必要(支出)も減るわけです。
お金が貯まらない訳ないですよね。

確かに支出削減につながるね!
ポイント活用との相性が◎
楽天ふるさと納税
多くの先生にとって「楽天」は身近なサービスですよね!
私が楽天ふるさと納税をおすすめする1番の理由は、何と言ってもポイント還元率です。
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)
- 0と5のつく日
- お買い物マラソン
上記の3つを意識することで、(お金と同じ)ポイントをより多く手に入れることができます。
ふるさと納税することで、返礼品だけでなくポイントまで貰えてさらにお得になるわけです。
楽天カードを持っていない人はこちらから今すぐ作成してください。

納税でポイントまでもらえるなんてお得!
各自治体にもメリットがある
税収入が増え、自治体の活性化につながる
総務省の最新情報によると、R3年度の市町村税収の総額は23兆円です。
そのうち、個人住民税が全体の37%、固定資産税が41%を占めています。
すなわち、住民税は自治体にとって重要な収入源となるわけですね。

上図のように、寄附金は自治体のさまざまな取り組みに使われています。
寄付金が多いほど自治体の活性化や地域住民へのサービス向上につながっていきますよね。
裏を返すと、人気がない自治体は税収が減るだけでなく、市民サービスの質も下がってしまいます。
そのため、ふるさと納税をせず自分の住む自治体に納税する選択肢があることも知っておいてくださいね。
ふるさと納税の流れ

控除上限額の確認
源泉徴収票をもとに、シュミレーションしよう
事務室から1月中旬にもらった「源泉徴収票」を手元に置いてください。

私がおすすめする楽天ふるさと納税の画面で実際に解説していきますね。
まずは、シュミレーションページに進み、「詳細版シュミレーター」を選択します。

次に手元に用意した源泉徴収票をもとに、各項目を入力していきます。
できるだけ詳細に入力することで、正確な控除上限額が求められますよ。



自分の控除上限額がわかったよ!
寄付先・返礼品選びの注意点7つ
住民票登録のされていない自治体へ寄付する
自分の住んでいる自治体からはもらえない
意外と見落としがちな点です。
寄付先がどこの自治体なのか確認した上で申し込みましょう。
控除上限額を超えない
ただの寄付(支出)になる
もちろん寄付は好ましいことですが、みなさんがふるさと納税をする目的を思い出してください。
せっかく支出を抑えるために寄付したのに、支出が増えては本末転倒ですよね。
控除(還付)を受けつつ、上限額内で返礼品を賢く利用しましょう!
還元率の高い商品を選ぶ
貯め上手
賢くお金を貯める人は、支出にもこだわります。
還元率の高い返礼品ほど、お得感も増えます。
日用品や食料、普段自分がよく使うものなどを考えながら、選んでみると良いかもしれませんね。

お米や果物、ティッシュ、洗剤がよかったね!
発送時期を考慮する

発送時期を考えて申し込もう
返礼品の発送は申し込み後2週間〜半年と幅広くなっています。(上の表は果物の発送時期の参考)
私の失敗談をご紹介します。
発送時期を確認せず申し込んだことで、他の返礼品と同じ時期に届いてしまい、急いで消費しなければいけなくなったことです。
申込時の返礼品詳細ページに発送時期が記載されておりますので、必ず確認するようにしてください!
余裕を持って寄付する
必着期限がある
のちほど2つの税金控除の申請について解説しますが、1つにワンストップ特例制度があります。
寄付先が5自治体の場合、簡易的な提出で申請が済む制度で、必着期限があります↓
申込年の翌年1月10日まで提出する
上記の期限を過ぎてしまうと、
- 自分で確定申告をする必要がある
- ワンストップ特例制度が利用できない
デメリットがあります。
1月10日が閉庁日の自治体もあり、締め切りが早まったりすることもあるので要注意です。
中には速達で送る人もいるようですが、これも余計な支出となってしまいます。
余裕を持って書類を返送しましょう!
納税者本人が申し込む
控除を受ける人と決済名義人は同じ
控除を受ける人とは、納税者(寄付者)のことです。
詳しく表で確認する↓

間違って決済した場合の注意点↓
- 控除や還付が受けられない可能性が高い
- 決済完了後はキャンセルできない可能性が高い
- 名義の間違いに気づいたら、すぐ寄付先の自治体に連絡する

気をつけたいところだね!
確定申告になる場合がある
申込年の翌年の3月15日まで提出する
税金控除の申請の2つ目に、確定申告があります。
確定申告が必要な人↓
- 年収2,000万円以上
- 寄付先が6自治体以上
- 医療費控除などの申告が必要
- ワンストップ特例申請制度の提出期限を過ぎた
教員の場合、年収2,000万円の人はほとんどいないでしょうし、基本的にはワンストップ特例制度の方が手軽でおすすめです。
寄付する自治体数と提出期限だけ気を付ければ、簡単ですね。
ただ、医療費控除の申告をする方は要注意です!!
1月1日〜12月31日までの医療費が10万円を超えたら、所得税と住民税の控除が受けられる仕組み
簡単にいうと、医療費がかかり過ぎたから税金を減らしますよという制度ですね。
ふるさと納税と医療費控除の併用は可能ですが、ふるさと納税での控除上限額を求めるときは以下の通り進めてください↓

医療費に含まれるかどうかはこちらよりご確認できます。

私も歯の矯正で併用したときは、控除上限額が下がったよ。
ふるさと納税サイトで寄付
楽天ふるさと納税
ふるさと納税サイトは20個以上あります。
我が家は、楽天経済圏を利用しているので「楽天ふるさと納税」で寄付をしています。
有名なふるさと納税サイトはこちら↓


自分に合ったサイトを見つけたいね!
税金控除の申請

ワンストップ特例制度
忙しい教員は、なるべく手間のかからない申請方法を選びたいですよね!
医療費控除など申請予定がなければ、ワンストップ特例制度がおすすめです。
紙面の申請書に必要事項を書いて返送する場合と、スマホから返送する場合の2つの方法があります。
スマホ返送に対応しているかどうかは、自治体によって異なるので確認してくださいね。
控除の確認
税額控除を確認したら完了

よし!ふるさと納税で寄付したからあとは返礼品を待つだけ!

寄付したらあとは何もしなくていいね!
実は、どちらも不十分です。
なぜなら、税額控除が本当にされているかの確認が必要だからです。
ふるさと納税でよくあるミス↓
- 寄付限度額を超えてしまっていた
- 寄付したのに税金が控除されていなかった
こうしたミスがないかどうかを確かめてこそ、ふるさと納税のメリットを享受できると考えます。
では、どのように確認するとよいのでしょうか?

- 5月か6月に事務室(もしくは自治体)から届く「住民税決定通知書」を準備する
- 左下「摘要欄」の寄付金税額控除額を確認する
- 「摘要欄」に記載ない場合は、右ページの税額控除額欄2つを確認する
- 【税額控除額の合計ー約2,500円】≒【寄付金額ー2,000円】か計算
- おおよそ同額になっていればOK
- もし数字が合わない場合、ふるさと納税した翌年から5年以内の再控除申請か窓口へ問い合わせ
ただし、税額控除額には以下の控除が含まれるので、該当する人は差し引く必要があります。
- 調整控除約2,500円(ほとんどの人が該当する)
- 寄付金控除(ふるさと納税の分)
- 住宅ローン控除
- 配当控除
- 外国税額控除

おおよそ同額になっていて安心した〜!
おすすめの返礼品5選
資産形成を始めた頃にもらってよかった返礼品と今現在もらって満足している返礼品をご紹介いたしますね!
トイレットペーパー、ティッシュ

生活に欠かせない日用品のストックがあってとても助かりました。
収納場所が必要なので、事前の確認をしておくとよいかもしれません。
お米

買うと意外と高い「お米」も支出カットにつながります!
しかも美味しいお米が届くのもありがたいですね。
果物

シャインマスカットをはじめとする、果物のリピーターも多いのではないでしょうか?
我が家では、毎年の恒例品になりました。
タオル

消耗品であるタオルもおすすめです!
1年に1回交換もしくは予備用としてもあると便利な返礼品です。
水

普段、水を買って飲むという方におすすめなのがこちら!
固定費を抑える上でもありがたい一品ですね。
お酒も同様です。

自分の生活に必要な返礼品を見つけられるとよさそうだね!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
【完全ガイド】教員向け『ふるさと納税のやり方と注意点』の徹底解説はいかがでしたか?
「なんだか自分にもできそう!」
「上手く活用して資産形成を進めていこう!」
「ちゃんと寄付されているか確認方法がわかった!」
などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。
以上、教員まめたでした。またお会いしましょう!

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