こんにちは、教員まめたです。
前回は、金融教育のねらいと学校に求められる授業のポイントついて解説しました。
金融教育の授業をするけど、どんな準備をしたらよいの?
何を勉強しておくといいのかな?
そんなふうにお悩みの方は、いらっしゃいませんか?
今回は、金融教育の授業をする前に、教員がしておきたいこと6選について記事にしました。
忙しい先生でもできる内容をご紹介します!
・日々の授業準備に役立てたい
・何を準備したらよいか分からない
・来年度から金融教育の授業をする
・これまで全くお金の勉強をしてこなかった
まめたの自己紹介!!
・現役教師で、授業と子どもたちとの生活が好き。
・しかし、お金の知識不足で貯金できない生活や不安な日々を経験。
・それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
・猛勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建の一発合格を果たす!
・今では、わが家の資産は右肩上がり中!!
金融教育の授業をする前にしておくこと6選
学びの姿勢をもとう
教える大人自身がお金に興味を持つこと
お金の勉強は「どこか堅苦しそう。」「難しそう。」「意味あるの?」と最初感じるかもしれません。
そのように感じるのは、大人も子どもも同じです。
だからこそ、まず大人が「お金の勉強は役立つ!」「生活が豊かになった!」と勉強に価値を見出すことが大切だと思います。
言葉を噛み砕く習慣を作ろう
わかりやすく簡単に伝える
勉強していると、「金利って?」「円安と円高って何は違うの?」「○○係数って何⁉︎」と分からない言葉がたくさん出てきます。
しかし、教員であるみなさんは紛れもない“教えるプロ“です。
きっと普段の授業でも、説明の仕方や言葉選び、教材などたくさんの工夫をされているはず。
金融知識の言葉だけが先行しないように、言葉の意味や役割を分かりやすく伝えていきましょう。
教えることは教員の強みだね!
FP・簿記3級の勉強をしよう
金融教育で扱う分野をほぼ網羅できる
金融広報中央委員会が示した、学校における金融教育では次の4つの分野に分かれています。
経済や金融のしくみに関する分野
お金の働き、経済把握、経済政策、経済社会の諸課題(FP:金融資産運用に該当)
生活設計・家計管理に関する分野
資金管理、貯蓄と運用、生活設計(FP:ライフプランニングと資金計画、金融資産運用に該当)(簿記3級:貸借対照表、損益通算書、仕分けに該当)
消費生活・金融トラブル防止に関する分野
自立した消費者、金融トラブル、金銭感覚(FP:全分野の法律に該当)
キャリア教育に関する分野
働く意義、生きる意欲、社会への感謝・貢献
このように、FPと簿記を勉強することで金融教育で扱う分野に対応することができます!
それだけでなく、ご自身の金融リテラシーUPにつながり、資産形成が進みます!
おすすめの参考書、スクールはこちら↓
お金の経験談を増やそう
興味と関心が湧く
みなさんには、お金に関する成功談と敗談、悩みがどのくらいありますか?
それらこそ、子ども達に必要な情報です。
なぜなら、大人と同じように、子ども達が卒後ぶつかる壁そのものだからです。
そうしたことから、「自分自身の経験を語れるか」が授業の要になってくるはずです。
聞いたことを話すより、経験談の方がよりリアルで説得力があるからですね。
身近な人の話ほど、自分事のように捉えられそうだよね!
YouTubeでお金の勉強をしよう
私は次のように使い分けしています。
リベ大…お金の基礎基本、副業、お金のニュース、資産形成、生き方
BANK ACADEMY…NISA関連、証券会社選び
マネリテ学園…お金の授業実践、金融に関わる組織の仕組み
ぜひ、ご覧になってみてください!
セミナーに参加しよう
仲間を作ろう
おすすめのセミナーは、金融広報中央委員会主催の「先生のための金融教育セミナー」です。
私も2022年12月に参加してきました。
全国各地より、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校、教育委員会の金融教育に携わる方が集まり、日々の実践や悩みを共有することができました。
学校関係者だけでなく、国の政策に関わる方や経済ジャーナリスト、日本金融協会の方からもお話を聞くことができ、授業に役立つ収穫がいっぱいでした。
一人で悩まず、情報交換できるといいね!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
金融教育の授業をする前に教員がしておくこと6選はいかがでしたか?
「まずは自分がお金の勉強をしてみよう!」
「FPや簿記のテキスト読んでみよう。何なら資格も取得しちゃおう〜。」
「情報交換したいからセミナーに参加してみよう!」
などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。
以上、教員まめたでした。またお会いしましょう!
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