こんにちは、教員まめたです。
教員の給料は毎月安定してもらえるけど、決して高くはないよね。
教員の給与を上げる方法があったら知りたいです。
こんな悩みや疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
私も現役教員として、少しでも多くの給料をもらいたいです。
そもそも教員には残業代がありませんし、
年を追うごとに責任の伴う仕事が増えていきますよね。
- 部活動
- 生徒指導
- 保護者対応
などの大変さを考えても、
給与アップを願って当然です。
そこ今回は、教員の給与を上げる7つの方法についてまとめました。
この記事を最後まで読むことで、教員が給与を上げる具体的な方法がわかります!
- 教員の給料や年収を上げたい
- 収入を増やして生活を豊かにしたい
- 教員が昇給する方法が知りたい
まめたの自己紹介!!
・現役教師で、授業と子どもたちとの生活が好き。
・しかし、お金の知識不足で貯金できない生活や不安な日々を経験。
・それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
・猛勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建の一発合格を果たす!
・今では、わが家の資産は右肩上がり中!!
公立学校教員が給与を上げるたった7つの方法
採用前に修士課程を修了する
給料は採用時の学位で決まる
学位には主に3つあります。
一つ目は、4年大学卒の人が持つ「学士」です。
二つ目は、大学院に進んでから採用試験を受けたり、現役教員をしながら教職大学院で学んだりする人が持つ「教職修士」です。
三つ目が、修士論文を書いて卒業した人が持つ「修士」です。
※自治体によって「修士」の捉え方が異なる
上図は、横浜市の初任給の目安です。
(令和6年3月時点)
大学卒と修士課程修了では
約20,000円も給料に差がありますね。
この給料の差は、俸給表の号給の違いによるものです。
修士課程修了者の方が、大卒者よりも号給が高い分、給料も高くなるということです。
このように、各自治体で初任給が区分ごとに決められているのですね。
注意点として、採用後に教職大学院に行き、教職修士をとっても号給は上がりません。
あくまで採用時に決まる点がなんとも惜しいですよね。
ただ、教職大学院に行かれる教員は、優秀な人であることに違いありません。
こんな違いがあったんだね!
勤続年数を増やす
一年に4号給上がるのが一般的
勤続年数を重ねると、号給が上がり昇給します。
1号給は約2,000円なので、4号給では約8,000円ですね。
普通に働いていれば、年に10,000円弱給料が増えるということです。
ただし、教員は民間企業と違って、報酬金や売上増に伴う高額なボーナスがない点にはご注意ください。
詳しくは、各自治体の俸給表と号給で決められているので、検索してみるとよいでしょう。
人事評価でSやA(上位や最上位)をとる
S/A(上位/最上位)で5号給以上の昇給
各自治体で評価方法は異なりますが、勤務成績に応じて昇給幅が決まります。
普通に働いていると、Cまたは中位評価が一般的(定期昇給)でないでしょうか?
私もそうです。
東京都教育委員会では以下のように定められいます。
沖縄県教育庁学校人事課では以下のように定めています。
このように、高評価をとれば、10,000円以上の特別昇給が期待できます。
しかし、実際に最上位やSSをとる教員は10%前後といわれています。
なかなか難関だね…。
教頭や校長に昇格する
役職によって給料も変わる
管理職試験に合格し、教頭や校長になると給料も上がります。
俸給表からも一目瞭然ですね。
責任が伴う役職ですから、当然かもしれません。
手当をもらう
住環境(家)、通勤方法、家族構成など
教員には住居手当や通勤手当、扶養手当などさまざまな手当があります。
給与を上げるために、遠くに住むというのは現実的ではありませんよね。
しかし、支給条件に該当すればもらえる手当があることを知っておくのは大切です。
詳しくはこちら↓
住居手当や通勤手当は多めにもらえるよね。
残業しない
残業によって時給低下を防ぐ
教員に残業代がないのはご存知ですよね?
給特法の教職員調整額によって、4%分の手当があらかじめ給料に含まれています。
時間外労働時間にすると、わずか8時間分です。
すなわち、8時間間以上残業した場合、タダ働きになるだけでなく時給も下がります。
毎年10,000円昇給しますが、実際にもらえている給料の価値が下がってしまうのです。
このようなことから、8時間以上残業しないことはあなたの時間的価値を守ためことにつながります。
あまり意識していないけど、大切な考え方だね!
民間企業の給与水準UPを期待する
均衡の原則による昇給
この考え方は、とても受動的です。
あまり期待しない方がよいでしょう。
ここでは、1つの方法としてご紹介しますね。
教員含む公務員には、民間企業と同水準の給料となるよう地方公務員法で定めらています。
2023年には、春闘の結果を踏まえた人事院の勧告によって2.7%引き上げられました。
これが均衡の原則によるものです。
教員の昇給で収入を増やすのは時間がかかりそうだね。
【これしかない】公立学校教員が給与を上げるたった7つの方法|まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
【これしかない】公立学校教員が給与を上げるたった7つの方法はいかがでしたか?
「教員の給与を上げる方法がわかった!」
「自分の働き方を見直して、定時で帰れるようにしよう!」
「あまり期待できないので、副収入を作ろう!」
などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。
一方で、
「自分にできることは何だろう?」
「定時で帰るにはどんな方法があるかな?」
「副収入はどんなふうに作ったらいいの?」
などと分からない点がございましたら
公式ラインやXから気軽にご相談ください。
以上、教員まめたでした。またお会いしましょう!
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