こんにちは、教員まめたです。
前回は、給特法と教員の残業代が出ない理由について解説しました。

残業代が出ないなら定時で帰りたい。

仕事が多くて定時に帰れない。
そんなふうにお悩みの方、いらっしゃいませんか?
実は私自身、教員3年目までは夜遅くまでの残業は当たり前、休日出勤も多い日々を過ごしておりました。
その結果、生活はボロボロ‥家族との時間や自分のやりたいことを存分に楽しめない日々を変えたい一心でした。
教員4年目からは異動のタイミングもあり、自分の働き方を大きく見直しました。
試行錯誤を繰り返したことで、今ではほぼ毎日定時退勤できるようになりました。
ということで今回は、【あなたもできる】定時退勤する教員のマインドと7つの行動をご紹介します。

一人でも多くの先生が定時退勤もしくは早く退勤できるようになればうれしいです!
・定時退勤したい
・iPadを持っている
・働き方を改善したい
・効率よく仕事を進めたい
・自分の時間や家族との時間を過ごしたい
まめたの自己紹介!!
・現役教師で、授業と子どもたちとの生活が好き。
・しかし、お金の知識不足で貯金できない生活や不安な日々を経験。
・それから教師の資産形成と金融教育に興味を持つように。
・猛勉強の末、FP2級、簿記3級、宅建の一発合格を果たす!
・今では、わが家の資産は右肩上がり中!!
☑︎時間は有限であることを意識しよう
☑︎働き方を工夫すれば時間を作れる
☑︎生まれた時間を有意義に使おう
定時退勤のマインド
時間は有限である
わずか4000週間
みなさん、4000週間と聞いて長いと感じますか?
私は、非常に短いと感じました。
1日は24時間で、睡眠8時間/仕事8時間とすると、自由に過ごせる時間は多くても8時間くらいでしょうか。
いつどこで何が起こるか分からない中、私たちは奇跡的に生きています。

私は上記の本と出会って、時間に対して次のように考えるようになりました。
- 時間は無限にあるわけではなく、限られた時間の中で生きている。
- 大切なことは、自分がどのように時間を生きたいか。
みなさんも是非、時間があったらやりたいこと、理想の働き方、理想の生活をイメージしてみてください。
- 体を動かして過ごしたい
- 家族との楽しい時間を増やしたい
- 美味しいものを食べて過ごしたい
- 仕事で成功して社会に貢献したい
- 読書や勉強をして自分を成長させたい
- 自分の好きなことや趣味に打ち込みたい
- 退勤後リフレッシュして、翌日も元気に子ども達と会いたい
きっと、たくさん出てくるのはでないでしょうか?
そうした場合、行動や習慣を変えて時間を作る必要が出てきますよね。

仕事以外の時間も充実させたいよね!
定時後は「時給」が下がる
給特法では、月8時間の時間外労働分の手当しか支給されないから
手取り月30万円なら22日間働くと、日給13,600円、時給1,700円となります。
もし、月に30時間の残業をすると、(30ー8)時間×1,700円=単純に37,400円分タダ働きしたことになります。
当然時給も下がりますね。

金銭的なダメージを避けるためにも、行動していきたいね!
定時後は「効率」も下がる
仕事のパフォーマンスが悪化する

効率が下がる理由はこちら⬇︎
・集中力が下がるから
・定時というリミットがなくなるから
・負の感情で働くことになりやすいから
・他の人から話しかけられたり、別な仕事が来たりするから
このような理由から、自分のペースで仕事を進めたり、最高のパフォーマンスを発揮したりできるのは定時前だと考えます。

定時後だと、時間的にも精神的にも負のスパイラルに入りそうだよね。
やみくもに仕事しない
戦略的に進めよう
教員の多忙化はまぎれもない事実です。
しかし、何の戦略を立てず、やみくもに仕事をしていては、余計な時間とエネルギーがかかってしまいます。
試合に勝利する(定時で帰る)ためにも、戦略はとても重要になります!
定時退勤のための7つの行動
役割分担を明確化する
・スケジュール管理、優先順位がカンタンになる
・タスク完了までの日数、時間が予想しやすくなる
・急な変更、他の仕事依頼に対応しやすくなる
・お互いにトレードオフでき、尊重し合って働ける
・ミスが起こりやすくなる
・仕事が進まず、時間がかかる
・自分だけ仕事を多く抱えてしまう
・他者との確認が必要になり、結局時間がかかる

単元担当/授業研/校務分掌/行事など、どの仕事においてもだね!
授業ストックを溜めておく
・引き出しが増える
・学年が変わっても対応しやすくなる
・アレンジを利かせて授業できるようになる
・授業の核(ねらい)が既にあるので、準備時間を短縮できる
・行き当たりばったりの授業
・学級経営が思うように進まない
・自転車操業の毎日に陥ってしまう
・準備不足によって、指導効果が得られにくくなる

いつやるの?

会議のない日や短縮授業、休業期間です!
私は、遅くても1週間前までに次の授業の準備は終わらせておきます。
このサイクルができるまで大変かもしれませんが、一度できると、余裕ある中で授業準備ができるようになります。
定時で帰る目的を明確にする
・集中力、思考力、判断力が上がりパフォーマンスが向上する
・時間の大切さが分かり、他者の時間を大切にできる
・残業癖がつきやすくなる
・仕事にメリハリが生まれなくなる
・お互いの時間を尊重しない職場につながる

あらかじめ予定を入れておくのもいいかも!
iPadでの仕事管理・教材研究
・持ち物が減る
・iPadに教材が蓄積されていく
・時短につながる(索引、作成、共有、入力など)
・2画面使用ができる(パソコンと合わせれば3画面)
・マインドマップ、リマインダーなどアプリ活用で効率UP
・作業効率の低下
・印刷の手間がかかる
・管理する物が増える
・情報を引き出すまでに時間がかかる
「iPadが欲しい!」という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください⬇︎
4月10日までお得なキャンペーンもやっているのでお見逃しのないように⬇︎

iPadは定時退勤の必須アイテムです!!
締切設定、早めの準備
・行動力が高まる
・優先順位がはっきりする
・タイムマネジメントがしやすくなる
・先回り効果で仕事に余裕が生まれる
・準備が間に合わない
・タイムマネジメント崩壊
・他者に迷惑をかけることも

コツコツ準備することが一番大事だね!
考える仕事と作業的な仕事の区別
・仕事に合わせて進められる
➡︎考える仕事…朝時間、会議のない日、週の前半
➡︎作業的な仕事…会議、隙間時間が多い日、疲れている日、週の後半
・子どもたちを巻き込める
・支援員やスクールサポートの方に頼める
・効率が悪化する
・パフォーマンスの低下
エッセンシャル思考の活用
・最小の時間で成果を最大にしようと考えられる
・目的達成のために、正しく本質を見極めようとする
・仕事の本質を考えられない
・余計な時間とエネルギーをかけてしまう

パレートの法則をご存知でしょうか?
物事にかける2割のエネルギーが、8割の結果をもたらすという研究結果です。
すなわち、時間やエネルギーを多くかけても、成果が必ずしも比例するわけではありません。
だからこそ、「課題の本質」と「何がどうなれば課題が解決されるのか」を明らかにし、「最も簡単でシンプルな解決策」を考えることが重要です。


こちらの本がオススメです!
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
【あなたもできる】定時退勤する教員のマインドと7つの行動はいかがでしたか?
教員である私たちは、とても過酷な中で日々働いています。
しかし、戦略を立ててコツコツ働き方を変えていくことで、自分に合った新たな働き方ができると信じております。
当記事をきっかけに
「定時で帰れるように頑張ってみよう!」
「自分の働き方を見直すヒントを得られた。」
「定時で帰ってしたいことを書き出してみよう。」
などと、みなさんの思考や行動が変わりましたらうれしいです。
以上、教員まめたでした。またお会いしましょう!

Twitterでも毎日発信しています。よろしければ、教員まめたのフォローをお願いします!
コメント